2045年 — 大災害後の混乱
大災害によってヨーロッパは壊滅的被害を受けた。異世界人の流入により各国では次の問題が相次ぎ、旧EUは加盟国同士の対立から機能不全へ陥った。
- 大規模難民問題
- 食料危機
- 魔物災害
- テロ事件
- 国家機能の麻痺
政府への不満は急速に高まり、各国では民族主義・国家主義・軍国主義勢力が勢力を拡大。特にドイツとイタリアではファシスト政党が政権を掌握するまでになった。
人類文明の再建と異世界人排除
SCROLL
欧州連合(European Union)は、大災害によって崩壊したヨーロッパ諸国が再び団結して誕生した超国家的な集団安全保障組織である。
旧EUとは異なり、経済共同体ではなく軍事・外交・安全保障を最優先とする組織であり、「ヨーロッパ文明の再興」を掲げる。
設立当初は各国の利害対立も大きかったが、異世界人への強い敵意という共通目的のもとで加盟国が結束した。
現在はサユースライ社会主義人民連邦、中華帝国と並ぶ異世界殲滅連合軍の中心勢力となっている。
大災害によってヨーロッパは壊滅的被害を受けた。異世界人の流入により各国では次の問題が相次ぎ、旧EUは加盟国同士の対立から機能不全へ陥った。
政府への不満は急速に高まり、各国では民族主義・国家主義・軍国主義勢力が勢力を拡大。特にドイツとイタリアではファシスト政党が政権を掌握するまでになった。
「ヨーロッパが再び世界の中心へ返り咲く」
この理念のもと、新たな欧州連合が発足。旧EUとは全く異なる軍事同盟として再編され、加盟国は安全保障・軍事・外交の大部分を欧州連合へ委任した。
欧州連合の政治中枢。所在地はチェコ共和国のフランクフルト。加盟国の代表が政策を議論し、最終決定は四大盟主国が共同で下す。
ただし実際には、ドイツ・ゲルマニア帝国の発言力が圧倒的であり、他加盟国が反対しても押し切られることが少なくない。
事実上の盟主 / 軍事・工業
欧州連合最大の軍事・工業国家。事実上の盟主である。軍需産業、生産能力、研究開発力すべてが加盟国最大であり、欧州連合軍装備の約半数はドイツ製である。
国家思想は極めて過激であり、「異世界人という存在そのものを地球から消し去る」ことを国家目標として掲げている。異世界人との共存は完全否定している。
外交 / 加盟国間の調整
欧州連合最大の外交国家。軍事よりも政治的影響力を重視し、加盟国間の調整役を務めることが多い。
一方で異世界人政策ではドイツと歩調を合わせている。
陸軍 / 地中海方面
王政復古後、国家主義・ファシズム色の強い政権となった。
陸軍戦力に優れ、欧州連合地中海方面軍の中心国家である。
海軍 / 西部防衛
欧州連合西部防衛を担当。大西洋・地中海双方への戦略拠点となっている。海軍戦力に優れる。
加盟国軍とは別に存在する統合軍。科学兵器と魔法兵器を混成運用する。

LAND FORCES
科学兵器と魔法兵器を組み合わせた陸上戦力を運用する。

NAVAL FORCES
大型戦艦に魔力障壁を搭載。艦隊防空には魔法陣を利用した迎撃システムが採用されている。

AIR FORCES
ジェット戦闘機に魔導推進装置や魔力兵装を装備。飛行魔法部隊との共同作戦も積極的に行う。
異世界人を否定しながら、魔法を積極利用する。
魔法・錬金術・魔力工学・魔導兵器を「人類が利用できる技術」と定義する。そのため、異世界人技術の解析・研究は積極的に行われる。
一方、異世界人そのものや、異世界文化、宗教、自治権については一切認めていない。
「都合のいい部分だけ利用するダブルスタンダード」異世界解放同盟軍・中立国からの批判
創設メンバー。サユースライ社会主義人民連邦、中華帝国と共に連合軍を主導している。
最大の敵。特にワロキア自由共和国、グレートブリテン王国とは政治思想が真っ向から対立しており、「異世界人保護は人類への裏切り」と非難している。
永世中立を掲げる日本帝国に対しては複雑な立場を取る。
軍事力や経済力は高く評価しているものの、異世界人を管理・登録制度のもとで受け入れている点については批判的である。一方で、日本帝国が中立国の中心的存在であることから、外交関係そのものは維持している。
「人類文明の存続を最優先とし、人類に有益な技術は出自を問わず利用する。しかし、異世界人および異世界文化は受け入れない。」
現実主義と排外主義が混在した思想である。この思想は加盟国の多くに支持されている。
一方、特にドイツ・ゲルマニア帝国ではさらに過激化し、「すべての異世界人をこの世から消し去る」という殲滅思想が国家理念にまで発展している。
そのため欧州連合内部でも、フランス共和国など一部の加盟国はその急進性を懸念しており、加盟国間には理念の温度差が存在する。